こんにちは。
この教室の体験授業をうけてくださった方のうちの７～８割程度は，ありがたいことにご入塾いただいております。
しかし，逆に言えば２～３割の方は入塾しないことを選ばれたわけです。
それはそれで立派な選択ですので，その意思は尊重しますし，体験授業後にこちらからお電話をするとか，ましてやしつこく勧誘することはしないようにしています。
中には勉強はうまくいかないだろうなと，はっきり未来が見えているような方もいらっしゃるのですが，塾に行かない選択，そうした生き方を選んだわけですので，その方の人生にとっては正しい道なのだと考えています。
同様に，塾に入った生徒さんたちでも，しっかり勉強なさる方と，どうしてもさぼってしまう方に分かれます。
後者に対しても，ご自分が勉強の道を進みたい，がんばりたいと思って勉強するようになるまで，つまり内発的動機付けができるまで待つようにしています。
これも生き方の問題ですので，勉強しないというのも人生とっての正解であるでしょう。
さて，勉強の道を選んだ方から「どれくらい勉強すればいいですか？」と質問されることがあります。
目標であるとか現在の成績であるとか，そうした要素で変わる部分はありますが，基本的にはわかるまで，できるようになるまでやる必要があります。
30分で済む人，もっと極端な例だと授業を聞いただけですべて身についている人もいます。一方で，何時間もかけて勉強する必要がある方もいらっしゃるでしょう。
勉強は「時間」で量を決めるのではなく，「成果」で量を量っていく必要があるわけです。
ものすごく時間がかかる方も，少しずつ理解力や学習効率は上がっていきますし，それは学力に比例するものですので，最初はつらいかもしれませんが，一歩ずつ努力するしかありませんね。
「長時間がんばった」ことと「たくさんの学習成果を得た」ことはイコールではありませんので，必ず何かを自分のものにすることを念頭に勉強をがんばるといいでしょう。
中３生のみなさんは，修学旅行から帰ってきたら，もしくは部活が終わったら，本格的に勉強を始める時期だと考えて，ギアを上げてください。
では。
