こんにちは。
そろそろ冬期講習の季節です。
受験生のみなさんにとっては,最後の正念場です。
冬期講習がはじまると,本番の入試までは2か月程度しか残されていないことになります。
「2か月」と聞くと,まだまだ長いなあ,いろいろなことができそうだな,などと考える受験生が多いように思います。しかし,実際にはものすごく短いです。
あせるのもよくありませんが,悠長に考えるようなことだけは禁物です。
仮に1日5時間,60日間勉強したとすると,合計で300時間になります。
300時間というのは,かなり少ないですよ。
例えば,志望校の過去問を5年分解くとします。
時間を計って問題を解くだけで,50分×5科目×5年分で,およそ21時間必要になります。さらに〇付けと復習の時間が必要になり,当然ですが,解き直しをしますので,それも時間を計って解いたとすると,…少なく見積もっても60時間はかかりますね。
(道立高校入試は1科目45分,大学入試だと1科目の時間が長くなることが多いですが,ものすごく時間がかかることだけはわかると思います。)
本命と準本命の2校分の過去問を解こうとすると,それだけで120時間以上かかる計算です。300時間など,あっという間ということがわかるでしょう。
言えることはいろいろとあります。
まず,状況によっては,1日5時間の勉強では足りないかもしれないということです。冬休み中であれば,1日12時間以上勉強することも可能です。
残された時間を考えると,冬期講習以降は本当に最後の詰めの部分しかできないと思ってください。それまでに,(今日から11月で,冬期講習まで2か月ありますので)やるべきことをしっかりとこなす必要があるでしょう。
学習のポイントですが,やはり,一番力がつくのは過去問演習です。しっかりと復習して解き直しをやるところまで,場合によっては満点を取れるまで,3回目,4回目も取り組むなど,やりきってみましょう。その際,目的意識を明確にすることが大切です。
最後は気持ちです。やりたくない,めんどうだ,などと考えているようでは成果は限られたものになるでしょう。絶対に合格してやるぞという強い思いと情熱が必要でしょう。
ほかにも,いろいろとやりようがあるのですが,個々のケースによって対策は異なってくるでしょう。
最後に,こちらの塾の講習の案内を載せます。
お気軽にお問合せください。
こちらのチラシですが,以前に看板のデザインもお願いした「カナリさん」にお願いをしました。
http://kanari.info/memo/first/creation-of-a-flyer-for-a-winter-school
塾の仕事もそうですし,どんな仕事もそうですが,プロの仕事というのは,すばらしいですね。わたしがwordで作っていたチラシとは雲泥の差です。
では。