こんにちは。
昨日はばたばたしていて更新できませんでした。申し訳ありません。
近所の中学校が明日から定期テストです。対応に追われていました。
そのため,日曜日ですが,今この記事を書いています。
試験というのは必ず緊張するものです。
中学のとき,良くも悪くも変わり者の先生が,入試前の最後の授業のときに,クラスのみんなに向かって「試験では緊張してください」とお話されていました。
「緊張しないように」ではなく
「緊張してください」です。
この先生なりのブラックジョークのようなところがあり,それで緊張を和らげようとされたというのも1つでしょう。
おっしゃった言葉の本当の趣旨は次のようなことだと思います。
試験では誰だって緊張します。しかし,過度に緊張をして舞い上がってしまっていると,自分が緊張していることすらわからなくなります。
よく,絶対に緊張するはずの場面で,「変だな。不思議なくらいに落ち着いているなあ。」などと感じた経験がおありの方も少なくないでしょう。
本当に緊張していない場合もあるでしょうし,緊張しすぎていて,緊張していることすら認識できなくなっている場合もあるはずです。
私は,高校時代の定期テストや模擬試験のときには,「いざ,勝負だ」と気合を入れて望んでいました。
最初の科目の試験が始まると,自分は緊張していないつもりでも,手が震えていて文字が書けないことがよくありました。これはまずいなと思うと,ドクドクと鼓動が高鳴り始め,ああ緊張しているなあとわかり,それで少しずつ落ち着きを取り戻していきました。それでもしばらくは,ペンを持つ右手に左手を添えて震えを止めながら答案を書いていたことを思い出します。
試験では,過度な緊張が大失敗をもたらすことがあります。緊張していることすらわからず,舞い上がってしまっていると,思考がおかしくなるようです。
最悪なことに,多くの試験では最初の科目が国語です。数学なら計算,社会なら知識をアウトプットするだけという,単純作業の要素が強いのに対して,国語は「読んで」「思考して」ときに「表現する」科目であり,精神状態にもっとも影響を受けやすい科目でしょう。
稀に1時間目の国語であり得ないような大失敗をする生徒がいますが,このようなところが原因でしょう。
したがって,「緊張する」ことが大切なのです。
逆説的な内容になってしまいしまたが,程よい緊張を保てることが一番ですね。ある程度の慣れが必要かもしれません。それには,模擬試験を受けて練習をしたり,本命校の受験の前に練習の学校を受験したり,場数を踏むことを心がけましょう。
では。