志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

こんにちは。

 

たまに,買ってきた葉野菜に毛虫がついていることがありますね。居酒屋でサラダを頼んだら,葉野菜に虫が付いていたこともあります。

女性にしたら気持ち悪いことだと思います。

 

小学1年生のとき,まだ入学したての4月か5月のことでしたが,給食で出された果物に虫が付いていたことがありました。

 

以前に小学校1,2年生の担任の先生について書いたことがあります。しかし,このときは別の先生でした。正規の担任の先生は,私たちが入学した時点では入院をされていました。4月~5月半ばくらいまで,代わりの別の先生が担当してくださっていました。

年配の優しい先生で,小学1年生からしたら,おじいちゃんみたいな感じだったかもしれません。校長先生でも教頭先生でもなく,どのクラスの担任でもなかった年配の先生なのですが,どのような立場の方だったのか,今となっては疑問に思っています。

 

さて,給食の話に戻ります。

クラスの女の子だったと思いますが,その子の給食のみかんかリンゴか何かに,小さな芋虫みたいなものが付いていたように思います。「果物」に「虫」がついていた,ということだけは確かです。

その女の子は,気持ち悪く思ったことでしょう。これでは果物を食べられないと先生に訴えました。

先生がどうされたかというと,自分の果物と女の子のものを交換してあげました。

 

この後の先生の行動が秀逸だったと思うのですが,1年生の子どもたちみんなに向かって次のようにおっしゃいました。

「虫が食べようとして果物についているということは,これはおいしい果物だということだよ。」と。

そして,実に旨そうに果物にかじりついたのを覚えています。虫のついた果物をうらやましくまで思ったのを覚えています。

さらに言えば,虫が付いているほうが安全だとも言えるでしょう。農薬まみれの農産物だと,虫が付いているはずがないですからね。

 

野菜や果物に虫が付いていないことのほうがある意味では異常なのかもしれません。虫も食べないような食材を人間が食べているとしてら,長い目で見たときにはおかしなことになってしまうかもしれませんね。

 

では。