志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

世間の狭さ

こんにちは。

 

教室でブログを更新するのを忘れていました。

寝る前に自宅で書いています。

 

昨日の評定の話ですが,実は,その体育の先生のお子様とのちに出会うことになります。なんとも世間は狭いですね。

どこで出会ったかというと,私の通っていた大学の同じ学部でのことになります。私の1年後輩として入学されました。その方は1年浪人をしており,現役のときにも私と同じ大学の同じ学部を受けたそうです。

大学受験の場で,自分でも知らないうちに,先生のお子様に対して,評定「3」を付けられたことの「仇討ち」をしていたことになります。

先生を恨むとか,そんな気持ちはなく,むしろ感謝をしています。「4」を取れなくて残念だったなあ,くらいの気持ちです。先生のお子様が不合格になったのは私のせいではありませんが,恩を仇で返したような後味の悪さは残りますね。

 

ひょんなところで意外な人物と出会うことがあります。

ここでは書けないような話もあります。人生は不思議なものです。

 

今日は,教室に飛び込みの営業の方がいらっしゃいました。こうした営業の方は,門前払いされて追い返されることも多いでしょう。私は授業中ではなかったこともあり,一通りはお話を聞くなど,冷たい対応はしませんでした。むしろ礼儀正しかったくらいだと思います。

どこでどのように人間関係がつながっているかはわかりませんし,わずかな時間を惜しんで失礼な応対をするのもお互いに気持ちのいいものではないからです。また,お話をする中で,何かしら役立つ情報やアイデアを得られるかもしれません。

お話を伺うと,その方は地元で育った方のようでした。地域にお知り合いもいらっしゃるでしょうし,悪い印象を与えては有形無形に損をする可能性もありました。

 

以前に勤めていた塾で,ある教室の責任者の方が大失敗をしたことがあります。この方のことはあまりよくない話でブログに一度書いたこともあります。

塾の教室には,しばしば私立高校の先生方がパンフレットなどを持ってご挨拶にいらっしゃることがあります。塾の生徒に我が校を紹介してください,という意図ですね。

この同僚のもとにもある高校から先生がいらしたそうです。そうした場合,ほとんどはアポイントはなしでいらっしゃいます。そんな事情もあり,同僚は応対せずに追い返したそうです。

ところが後日,この高校の先生は,同僚の教室に通っている生徒の親御さんだったと判明したそうです。

視野も広く,心も広く持たないと知らず知らずのうちに損をしている可能性はありますね。

 

では。