こんにちは。
先日，ホームレスの方を見かけました。それ自体は別に珍しいことでも何でもないですが，ものすごく困窮していることがわかる姿でした。
2000年前後というのは，今よりもホームレスの方が多く，新宿のガード下であるとか渋谷の宮下公園であるとか，いたるところに段ボールハウスが並んでいました。その頃には困窮具合が伺い知れるような方もよく見かけました。
一方，最近では，ホームレスの方も見た目は普通の方と変わらず小ぎれいな方がほとんどです。
支援される方も増えてきたからでしょうか。ホームレスの方であってもそれなりには生活ができているようですし，見かけることも少なくなりました。
そのような中でこのホームレスの方を見かけ，少なからずショックを受けました。
どのような事情があるのかはわかりません。もしかしたら，コロナによる自粛がつづき，支援団体の方も満足に活動できていないのかもしれません。飲食店の多くが営業を短縮していたり，休業していたりします。営業をしていてもお客さんは少ないでしょう。そうした事情があって食べ物が手に入りにくいのかもしれません。
ホームレスの方に限らず，困っている方々への支援はまだまだ足りていないように思います。みなが苦しい状況でしょうが，広い視野をもって弱者に対しても救いの手を差し伸べられる方が増えていけば社会は好転していくと思います。
どうやら北海道でも緊急事態宣言は解除されそうです。
学校がどのようになるのかはわかりませんが，まずは分散登校からになると思います。学生のみなさんもまだまだ苦しい状況はつづきます。
こういうときだからこそ，社会の様々なところに目を向け，さまざまな視点から物事を見られるようになってほしいと，子どもたちには願っております。
どれだけ勉強ができても，エラクなっても，「賭け麻雀」がいけないという判断すらつかないような大人になっては意味がないでしょう。
では。
