志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

アルバイトでも笑顔で

こんにちは。

 

「串鳥」というチェーン店の焼き鳥屋さんがあります。

札幌だと,東京でいうところの牛丼屋さん程度にはたくさんあるお店です。安くてそこそこおいしい。さんざん飲んで食べても,一人3,000円以上にはならない印象です。コロナで最近は行くことを控えていますが,お手軽でもあり,コストパフォーマンスもいいのでたまに利用しています。

 

東京にも吉祥寺と荻窪に店舗があります。東京では井の頭線沿いに住んでいましたので,たまに利用していました。札幌と東京ではメニューが違うのですが,安くておいしいというところは変わりません。

東京だと,鹿とかラムとか鮭ハラスとか,「北海道メニュー」も並んでいるのですが,基本的にはねぎま,皮,つくねなど,普通のメニューを楽しまれるのがいいのではないかと思います。

 

札幌で利用しているお店に,一人の若い女性店員がいらっしゃいます。

おそらくアルバイトの方でしょう。大学生なのかもしれません。少なくとも3年前くらいからは働いていらした方です。

この方の対応がすばらしいのです。よくお客様のことを見ていて,何でも気がついてくださいますし,常に笑顔で応対してくださいます。

 

飲食店を利用するとき,大きな声で店員さんを呼んだり,目立つように手を挙げたり,(システムとしてそうなっているものの)呼び出しベルを押したりすることは好きではありません。相手のことを考えていないようで,どうしても僕には憚られます。

たまたま手の空いた店員さんが近くにいらしたときに,さりげなく声をかけて注文しています。ただ,注文したいときには,目ではそういう店員さんがいないかを探しています。そうした僕の素振りを感じ取り,この店員さんは自分から声をかけてくださいます。そうしたところが居心地がいいわけです。

アルバイトなのですから,どうやって仕事をしてもお給料は変わりません。面倒だなと,僕のことを無視することも可能です。最低限だけこなせば許されるはずです。そこを笑顔で対応できるのは,すばらしいことだと感じています。

 

最近,コロナの影響で,多くの飲食店がつぶれています。

体力のない個人店はとくに経営が厳しいでしょう。つぶれるお店もそうしたところが多いのかもしれません。

チェーン店,個人店,それぞれに長所,短所があるでしょう。個人店の場合には,「人」のつながりというのが最大の魅力かもしれません。チェーン店だとどうしてもそこが希薄になります。

ところが,チェーン店にも,中にはすばらしい店員さんがいらっしゃるわけです。そうした方を見ていると,個人店もよほどしっかりと対応しないと負けてしまうのが当然なのだろうなと感じます。

いろいろと考えさせられますね。

 

では。