こんにちは。
11月に定期テストがある中学校も多いと思います。
テストまであと1か月くらいでしょうか。
テスト前になって,テスト範囲とともに課題も提示されるでしょう。それがわかってから勉強をはじめるのでは,課題を終わらせるだけで精いっぱいで,満足にテスト勉強ができないことも多いでしょう。
テスト1か月前というのは,少しずつ予想される課題,たとえば学校のワークなどを片付けていくことと,普段の勉強をよりしっかりと行って,理解できないところをなくしていくことを心がける時期です。
そうすれば,テスト2週間前になったときに,余裕をもってテスト勉強に取り組めるはずです。
生徒たちが課題をやる姿を見ることも多いですが,一生懸命に解いて丁寧に〇付けをする子ばかりではありません。終わらないからといって,答を写す子もいます。また,面倒な問題は飛ばして,✖にして赤で答を写しているような子もいます。
それぞれのワークには,学校の先生方が「A」とか「B」とか評価をつけているのですが,それに対して次のような不平を漏らしている姿をしばしば耳にします。
バレないように丁寧に写したのに,どうしてB評価なのだろう。
不思議な感覚なので説明はできないのですが,パッと見ただけで,丁寧にしっかりと行ったのか,いい加減に行ったのかわかるものです。
長い間,「先生」というものをなさっている方にはわかっていただけると思います。
きちんと中身を見れば,ここまでは自力でがんばって解いたな,でも次からは全部写しているな,とか,やっていたときの様子が手に取るようにわかります。
極論すれば,中身を見なくても,課題の冊子なりノートなりを手に取っただけである程度のことはわかったりします。
言うまでもないことですが,課題は丁寧に心を込めて行うべきですね。
身につけてテストでよい点を取ることが目的です。でたらめにやったのでは力もつきません。
では。