こんにちは。
最近,家にセールスの電話がたくさんかかってきます。
かかってくる理由もわかるのですが,そうした事情を知りながらかけてくるというのは,ずけずけとして品性がないと感じます。もちろん,丁重にお断りするだけです。
はっきり申し上げて迷惑ですし,その会社に対しての印象が悪くなるだけです。
先日,神奈川県発祥の関東地方の大手進学塾が,悪質勧誘や合格実績水増しについて,10社以上の他塾さんから警告を受けているとニュースになりました。
何度かこのブログの記事でも書いてきたことですが,以下の2点を改めてお伝えしたいと思います。
勧誘がしつこいところは基本的には信用できません。
商品がよければ過度に営業活動をしなくても売れるはずです。売れないから勧誘しているわけで,商品に問題がある可能性は否めません。
塾の場合だと,教室の先生方に営業のノルマが課せられているところもあります。営業のノルマをこなすために,本来の仕事であるはずの生徒対応が疎かになっているというのもよく聞く話です。
次に,合格実績を信用しすぎてはいけません。
数字は簡単に「つくる」ことができます。模擬試験を受けただけの生徒を合格実績にカウントするとか,そうした悪質なところもあるようです。ある塾には,消費者庁の調査が入ったこともあると,その塾に勤務する知人に聞いたこともあります。
また,「共催講座」と銘打って,他塾さんの合格実績をそのまま自塾の合格者数に上乗せしていたところもあります。
合格「率」であるとか,口コミであるとか,ご自分で体験授業を受けてみるとか,そうした基準のほうが,はるかに信用できるでしょう。
いまだに世の中には電話営業が残っていますが,それをするメリットはあるのでしょうか。中には売上につながるケースもあるでしょう。しかし,電話をかけた大多数の方に対して「逆宣伝」効果を発揮していると感じます。
自分ならかかってきたら迷惑だ,という感覚はないのでしょうか。
事情もありますが,ここ数日の電話勧誘に対しては,気が滅入ってしまいました。
では。