こんにちは。
いよいよ明日が北海道の公立高校入試本番です。
みなさまが思う存分力を発揮できるよう,私も応援しております。
さて,最近,おもしろい文章を読みました。
将棋の山本博志四段が書かれたものです。
プロになる直前の時期には,月に900局の将棋を指して勉強なさっていたそうです。
1日に30局です。さらに,その30局も1つずつAIにかけて改善点を洗い出す「復習」をしていたそうです。
ものすごい勉強量ですね。
そんなとき,三間飛車という得意な形にするだけで,ある種の「全能感」を味わっていたそうです。悟りを開いたような状態で「自分は絶対に勝てる」というおごりとは違う絶対的な自信を持てていたのでしょう。
私も大学入試のときには死ぬほど勉強したつもりです。
「100回受けたら100回,1000回受けたら1000回合格する」自信がありました。実際に父に合格するのかと聞かれたとき,こう答えたこともあります。これも「全能感」に近いですね。
そこまで勉強された方は多くはないと思います。
しかし,みなさんが自分なりに努力されてきたでしょう。
最後にあなたたちの背中を押してくれるものは,自分は努力してきたのだという事実です。「これだけがんばったのだから,絶対に合格するはずだ。」と自分に言い聞かせ,自信をもって試験に臨みましょう。
それだけで,300点満点で5点くらい変わると思います。
弱きは禁物です。全能感です。
あなたならできるはずです。
がんばってください!