こんにちは。
コロナの感染拡大から1年以上が過ぎています。
今回の緊急事態宣言は,今後全国へ拡大していくように思います。札幌でも蔓延防止や緊急事態宣言が出されるのは時間の問題でしょう。
いよいよ,今回こそは多くの飲食店の資金が持たないのではないかと心配しています。つぶれるお店が急増しそうで心配です。
こうした場合に,良心的なお店ほど経営が苦しくなるように思います。
個人経営の安くておいしい庶民的なお店みたいなところが消えていくとしたら,本当にさびしいことですね。
はじめて学習塾で働き始めたときに感じたのは,「わけのわからない名目でいろいろとお金を取ろうとするのだな」ということです。
授業料の他に,月額維持費という名目で1,000円取られていました。また,教材費はご家庭の負担だったのですが,塾のルールで多くは1冊1,500円で売ることになっていました。教材のパンフレットには定価が書かれているのですが,もちろんそれよりも安いです。半額くらいの定価のものもありました。
大手さんでたくさんの教材を買っていますから,教材会社からの仕入れ値も低下の半分くらいではなかったのではないかと思います。
「授業料 月○○円」と書いてあるのに,実際に支払う金額はそれ以上になります。
他にもオプションの講座を取ったり,講習だとものすごい金額の受講料になったりと,見せかけの授業料だけ安く掲げて宣伝している状態でした。
ここだけが悪いわけではなく,多くの大手学習塾さんはどこも似たり寄ったりでしょう。
ただし,料金体系がわかりにくいですし,良心的とはほど遠いですね。
授業用,宿題用,定期テスト対策用などと,1科目につき3冊も4冊も教材を渡している塾もあります。もちろん教材費の売上はかなりの大きさになるでしょう。しかし,そんなにたくさんの教材を消化しきれるのか,本当に必要なのかと疑問に感じることもあります。
私が教室をはじめたときには,わかりやすく,良心的な価格設定にしてようと決めました。入会金と受講料以外の「わけのわからない」費用は設定していません。
ところが先日,ある保護者の方から「教材費のお支払いはどうすればいいですか」と質問を受けました。教材費も受講料に込みにしています。そのほうがわかりやすいでしょう。
ところがそれが伝わっていなかったわけです。
アピールするポイントがあっても伝わっていなければ意味がありません。
連休中にチラシのデザインを作り変えて見ようかと思っています。
日々,改善すべき点は見つかっていくものです。日進月歩,進んでいくしかありません。
では。