こんにちは。
新設されるある学校のことを念頭に書いています。
小学校入試では,普通は親子での面接で行われます。学力以外に何を見ているのか,多くの場合には採点結果や採点基準は公表されていません。
私もはっきりとしたことはわからないのですが,ぼんやりとヒントになりそうなことを書こうと思います。
勉強ももちろんそうですが,あらゆる分野において,子どもたちが伸びていく要因として,家庭環境やご家庭の力というものが非常に大きいでしょう。
勉強に関していえば,塾に行かせるとかご自宅で親御さんが勉強を教えるとか教材を買い与えるとか,…そうした直接的なことではなく,子どもたちが大人になっていって自立していけるよう促すことができているかどうかが大きいでしょう。
勉強ができるようになるためには,勉強だけをすればいいのではなく,計画的に自分を律して取り組む力であるとか,いろいろなことに興味をもって知識の幅を広げていく姿勢であるとか,他人を思いやる気持ちであるとか,さまざまな人間力が必要です。一言で言えば「大人」であることが求められます。
子どもたちの人間としての成長には,やはりご家庭の教育が不可欠でしょう。
何も難しいことではありません。
規則正しい生活を送るとか,約束事を決めてゲームをしたり宿題に取り組んだりするとか,家のお手伝いをするとか,お友達やご兄弟ご姉妹と仲良くするとか,自分自身の身の回りのことが一人でできることであるとか,つまりは日常生活がしっかりとしているかどうかというだけのことでしょう。
もしも小学校の入試を目指されるのであれば,
・自分のことは自分でできるようになろう
・お家のお手伝いをしよう
・学習習慣を身につけよう
という3つのことは確実にできるようになるといいでしょう。ちなみに,大切だと思う順に3つ書きました。学習以上に大人になることが大切です。人間として成長すれば,成績は自然と上がってくるでしょう。
面接では,ふだんのご家庭での生活のことなども聞かれると思います。
私が書いたのと,そう遠くはないことを学校側でも考えていることでしょう。
では。