こんにちは。
テストが終わったとき
「できたー」とか「難しくて全然ダメだった」などと自分の出来について感触がわかるものです。
きっと○点くらいかな,などと考えもするでしょう。
ところが,いざテストが返却されると,予想とは大きく違った点数の答案が返されることがあります。
私ももちろん経験はありますし,みなさんも同じではないかと思います。
このとき,どう得点がずれていたかが今後の改善点のヒントになるかもしれません。
あくまで傾向ですが…
勉強不足だった方→予想したよりも実際の得点が低くなる傾向があります。
ひどい場合には,全部解けた,絶対に100点だ,なんて思っていたのが80点しか取れていなかったということもあります。
しっかり勉強した方→予想したよりも実際の得点が高くなる傾向があります。
ご自分で思っていた以上に力がついていた証でしょう。
本当に完璧に勉強したとすると,予想した得点と実際の得点はほぼ一致するはずです。
単に100点だから一致するというわけではなく,できたところとできていないところが正確に把握できるため,100点ではなくても自分の得点がはっきりわかるものです。
テストの感触ですから,性格も影響しますね。一概には言い切れない部分もありますとお断りした上で,やはり問題なのは,予想よりも得点が低い場合でしょう。
こういう方たちというのは,理解が不十分な傾向があるでしょう。
「わかったつもり」になっていただけで,本当に「わかった」状態ではなかった。
だから「わかったつもり」「解けたつもり」の問題が実際には「×」になった可能性が高いでしょう。
「わかる」とはどのような状態か,それを見極められるようになるのも勉強です。
普通は,何度も反復練習をするうちに,これくらいで大丈夫だと判断できるようになってくるものです。
では。