こんにちは。
近所の中学の定期テストが終わりました。
少しだけ問題を見せてもらった印象ですが,テスト範囲が広かったために,広く浅く問うような作りの問題になっているように感じました。
範囲が広いだけで難しい問題は少なく,基礎的な出題が多いです。しっかり勉強すれば得点は取りやすいでしょう。
近所の別の中学では,10/8~定期テストが実施されます。こちらの中学でも,今年度最初の定期テストです。やはり範囲が広く,問題は簡単になるかも知れません。
先日テストが終わった中学では,11/16~また定期テストがあります。今度は範囲が狭くなるでしょう。今回と違って,深いところまで問うテスト問題が作成できます。問題は難しくなるかも知れません。
テスト範囲が広いと,子どもたちはこれは大変だぞと嫌がる傾向があります。逆に,テスト範囲が狭いと喜びます。
しかし,傾向としてはテスト範囲が狭いほうが難しくなるのです。喜んでばかりもいられませんね。範囲が広いほうが勉強自体は楽だと思うのですが,いかがでしょうか。
私が中学生だったときには,年に5回の定期テストがありました。
3学期制でしたが,1学期の中間・期末,2学期の中間・期末,3学期に学年末テストと,計5回です。高校生のときには,これに加えて各長期休みのあとに実力テストがあり,合わせると年に8回のテストがありました。実力テストはご丁寧にも始業式のあとに行ったりしていました。
高校時代には,テスト1か月前になると準備を始めていました。年に8回もテストがあるわけですから,ほとんど休みなく勉強していた印象です。テストが終わってほっと一息ついても,2週間もすればテスト1か月前になっているのです。
現在では2学期制を導入する学校も増え,3学期制であっても中間試験は実施しないなど,定期テストを減らす傾向にあります。
テストの回数が少ないため,当然ですが真剣に勉強する期間も短くなります。テスト範囲も広くなる傾向があり,範囲がひろいものの実際には負担が少なくもなっています。
学力格差が拡大し,二極化が年々進展している印象ですが,定期テストを減らした悪影響もあるのかもしれません。
上を目指される方は,テストの有無に関わらず,常に油断しないで勉強をつづけていくことが大切ですね。もちろん,与えらた余裕を何か別のことに費やすのも自由です。有意義にさえ過ごせば,それは将来の大きな力になるでしょう。
では。