こんにちは。
ビッグボス,新庄剛志新監督が注目を集めていますね。
その反動で主役であるはずの選手たちの注目度が下がっています。果たして,頭角を現す選手は出てくるのかどうか,不安も感じています。
新庄氏が注目されると,かつての名場面も脚光を浴びます。
その一つが敬遠球を打ったサヨナラヒットの場面です。ベースを踏んでいるため,反則でアウトではないかという指摘もありますが,新庄氏ならではのプレーだったことは事実でしょう。
その際の相手ピッチャーで,敬遠球を打たれたのが槇原寛己投手です。斬られ役として,何度もテレビで放送されるのは,気持ちのいいものではないでしょう。
さらに,阪神タイガースの歴史に残る名場面があります。1985年の優勝した年,巨人戦でバース選手,掛布選手,岡田選手の3人が,3者連続でバックスクリーンにホームランを放ちました。
このときに打たれたのも槇原選手でした。
斬られ役として注目される星の下に生まれたのかもしれません。
さて,槇原投手ですが,1994年に完全試合を達成しています。長年,巨人のローテーションを担っていたわけでもありますし,名投手であったことは疑いないでしょう。
プロ野球ポテトチップスを買うと,選手の写真付きカードが1枚付いてきます。1994年には,完全試合を達成したことにあやかって,槇原選手のカードがお守りとして大人気となります。とくに受験生が欲しがっていました。
私も小さい頃は野球チップスカードを集めており,何百枚も持っていたと思います。
1994年,当時高校生だった私は,部屋の中にしまってあるはずの野球チップスカードを探しましたが,どこにも見当たりませんでした。槇原選手のカードも持っていたのです。
母に尋ねたところ,捨てたと言われました。
他に,おそらく貴重なものとして,私が生まれる前の王貞治選手のカードも持っていました。
過ぎたこととはいえ,少しだけ惜しい気がしています。
では。