こんにちは。
もうすぐ夏休みです。この時期になると,卒業した生徒たちのことが気になってきます。いい子たちでしたので,高校でも楽しく過ごしていることと思いますが,ふつうは何も連絡がありませんので,心配になるのが「親心」というものです。
便りがないのが良い便りだと考えて,陰ながら幸せを願っております。
さて,この1学期の終わりころというのは,入学した学校に対しての理想と現実が見えてきて,学校に対して不満を感じたり,場合によっては辞めたいとまで思ったり,そんな生徒さんたちもちらほら出てくる時期です。
合格した別の高校に行っていればよかった。
別の高校を受験すればよかった。
など,明らかにご自身の選択を後悔するようなことをおっしゃる方もいます。
しかし,いろいろな子どもたちを見てきて,一般論として言えることですが,中学校に対して不満を漏らしてい方は,同じように高校にも不満を感じることが多いですし,一方で,中学校が楽しいとおっしゃっていた方は,高校も楽しいとお感じになることが多いようです。
不満をおっしゃる方が,仮に別の進学先を選んでいたとしても,やはり同じように後悔していた可能性が高いと思います。
つまり,学校が楽しくないとき,それは学校に問題があるのではなく,ご自身の中にこそ問題があるのかもしれません。
もしも,高校が楽しくないと感じている高校1年生がいらしたら,高校に入学した意味をもう一度見つめ直してみると,前向きになれるかもしれません。
また,勉強がうまくいっていない高校1年生がいらっしゃるのであれば,この夏休みが修正をする最後のチャンスです。懸命に宿題に取り組んでみましょう。
では。