こんにちは。
昨日は久しぶりに人間同士で向かい合って将棋を指してきました。コロナですので,将棋のイベントも開催できていませんでしたので,本当に人と指すのは久しぶりでした。
さて,入試も近づいてきていますが,このようなことを大切にしてくださいと,何度か申し上げていることを再確認したいです。
まずは,具体的に合格をイメージすること。次に合格したいという気持ちを強くもつことです。
前者については,合格には○点取る必要がある,各科目ごとに○点ずつ取りたい,それにはこのように勉強すれば大丈夫だという具体的な見通しを立てることです。
後者の気持ちの部分は,言うまでもないことでしょう。
昨日の将棋ですが,先輩にお誘いいただき,北海道社団戦というチーム戦に出場しました。クラスはA級という一番上のクラスで,お詳しい方のために名前を出すと,渡辺俊雄さんや湯上真司さんなどの,全国的に有名なアマ強豪も参加されています。他にも北海道代表経験者がいらっしゃり,私などは到底歯が立たない相手ばかりです。
昨日は2局指して1勝1敗でした。1勝できただけでも嬉しかったです。
勝った将棋では,やはり先ほどの2点を意識しました。「勝つぞ,絶対に勝つぞ」と自分を鼓舞しつづけました。
また,お相手は若い大学生の方で,私よりもずっと強い方です。勝てるとしたら,どういう展開なのかとイメージしました。
将棋の戦法も時代によって変化します。最新の戦法で戦っては,絶対に勝ち目はないと思っていました。角換りという,はじめに互いに角を交換し合って持ち合う将棋にしたのですが,不利とされているものの,私が子ども頃に流行っていた早繰り銀という戦法を採用しました。勝つための具体的な見通しですね。
もう一点,大きかったのがチームメイトの存在でしょう。
チームは土曜日が3勝1敗,昨日の日曜日が3連勝で,団体戦で優勝しました。チームに迷惑をかけないように,みんなで優勝するためにという良いプレッシャーが,実力以上のものを発揮させてくれました。
受験もチーム戦という側面があります。一緒に○○高校へ行こうと誓った友達の存在,サポートしてくれる家族や先生の存在は,想像以上に大きなものです。
困ったときにはどんどん頼るといいでしょう。
では。
みなさん,がんばってください。