こんにちは。
コロナに罹患してから,味覚がおかしくなっています。
最初に気がついたのが,かかったばかりの頃です。風邪を引いたとき,味がおかしく感じることがあるかと思います。それとほとんど同じ状態でした。
体調がよくなってからも,味覚がおかしい状態がつづいています。
最初は,何でもかんでも塩辛いと感じました。ポカリスエットがしょっぱいのです。カップ麺などは,ものすごく味が濃くて食べるのも大変でした。塩と胡椒で口の中がヒリヒリする感覚さえありました。
今はビールの味がよくわかりません。ビールを飲んでもまるで炭酸水のようです。また,昨日からなのですが,お味噌汁がお酒の味に感じます。味噌自体が発酵食品ですから,アルコールが含まれているのですが,それをものすごく強く感じます。濁酒の味に近いでしょうか。もちろん,飲んで酔っ払うわけではありません。
味覚以外に異常はないのですが,ちょっと不便なことは事実です。コロナに罹らないに越したことはないですね。みなさまも,どうかご自愛ください。
大学時代の先輩に味覚障害についてお話したところ,「電気ブラン」を飲みなさいという暖かいお言葉をいただきました。
電気ブランというのはものすごくアルコール度数の高いお酒で,居酒屋で先輩にご馳走になっていたものです。思い出のお酒ですね。20年以上前の大学生ですから,どのように電気ブランをいただいたのかはご想像ください。ある意味で罰ゲームです。死人が出なかったのは幸運でした。
大学時代の先輩というのは,同じ寮で生活していた方で,兄のような存在でもあります。いつも私のことを気にかけてくださいます。
病人に対して,悪い思い出もあるお酒を飲めとは,なんともきついブラックジョークですが,信頼関係があればこそのお言葉でもあります。しかし,ウィットに富んでいて,実際に元気づけられました。
当今,どのようにして批判の対象になってしまうかもわからず,軽い気持ちで冗談を言うのも憚られますが,久しぶりに機知に富んだ冗談を聞いた気がします。
では。