こんにちは。
去年も同じことを書いたと思いますが,中学1年生の英語がものすごく難しくなっています。
おそらく,英語教育についてのもろもろの失敗が凝縮されてはいるのですが,今までに英語を勉強したことがない中学1年生たちのほぼ全員が,中学に入学してすぐに英語でつまずいてしまいます。
小学校6年生の方で公立中学に進学予定の方は,どこの学習塾でもかまいませんので,今からでも英語を教わることをお勧めいたします。
具体的にどう英語の内容が難しくなっているかというと,札幌市では『New Horizon』(東京書籍)の英語の教科書を使用していますが,unit1でいきなり
・be動詞の文とその疑問文と否定文
・一般動詞の文とその疑問文と否定文
・canの文とその疑問文と否定文
が登場します。
さらに登場する英単語もものすごく多くなっています。
事前に何らかの学習をしていないと,相当にできるお子さまでない限りは,英語をしっかりと理解することは不可能でしょう。はじめのうちはなんとかごまかして点数を取っていたとしても,文法がしっかりと身につかない教科書になっているため,秋から冬くらいにかけて,まったくわからなくなってしまいます。
一度わからなくなると,すべてがわからなくなってしまうのが英語です。
逆に文法の基本さえしっかりと学べば,ルールは単純でわかりやすいのも英語であります。
スタートの時点でしっかりと文法を学んでおくと,中学校の授業にもついていけるでしょう。ぜひ,この時期にはじめてみてください。
では。