こんにちは。
札幌市内を南から北へと流れる豊平川には,たくさんの橋が架かっています。また札幌市内の豊平川流域には,広大な扇状地が形成されています。扇状地を教えるときに地図帳を開いてみたり,小さい頃には川で遊んだり,高校時代には花火をしたりしていたおなじみの場所です。
さて,豊平川に架かる橋の一つにミュンヘン大橋というものがあります。札幌とミュンヘンは姉妹都市のため,それを記念して付けられた名前のようです。
自転車で教室に来ていますので,行きも帰りもこの橋を通っています。
橋の写真がこちらです。
いかにも夏らしい雲が美しいですね。それぞれ橋の両端から逆方向に撮ったものです。
さて,この橋ですが,行きも帰りも,それぞれ反対向きに渡っているのにもかかわらず,どちらも下りに感じるのです。不思議なものです。
ちなみに,高校時代にも毎日自転車でこの橋を渡っていました。
当時も同じことを感じて同級生に話したことがあります。しかし,多くの人から否定されました。一人か二人だけ,言われてみるとそんな気もしないでもないという反応でした。
おそらく,私の空間認知能力が低く,錯覚を起こしているのでしょう。
橋を吊ってあるワイヤーが斜め前方の上空に向かって伸びています。これが下りに感じる原因ではないかと思っています。
しかし,確かなところはわかりませんので,いろいろと調べてみたいと思っています。
私たちの身の周りには,不思議に感じること,美しいもの,興味をかきたてられるものがわんさかと転がっています。
それらに触れたとき,もっと知りたいなあと思い,どうしてこうなのだろうと思考をめぐらせ,実際に調べてみて,あるいは実験してみてと,日々学んでいくから人間なのでしょう。それが生きていく意味なのかもしれないとさえ思います。
こうした知的好奇心を失わず,日々「学ぶ」姿勢を失わなければ,自然と学校も勉強もできるようになっていくのかもしれません。
では。