こんにちは。
昨日は久々に友達と会っていました。大学時代の友だちです。
しかしすごい人出ですね。しかも観光客の方,外国人の方がものすごく多いことに驚きました。
串鳥さんという焼鳥チェーン店に行ったのですが,ここにも外国人の家族連れの方が何組もいらしてましたし,店を出るころには順番待ちの行列もできていました。
このお話はどこかで書いたと思いますが,その友人は学生時代に自己啓発セミナーに騙されています。
そこから帰ってきたとき,当時の大学の先輩がしみじみと次のようにおっしゃったそうです。
「人から強制されても,結局は自分からやろうと思ったことしかうまくいかないんだよなあ。」と。今から考えると,20歳そこそこの若者が,真理のようなことを言えたのがすばらしいと,それが友人の今の感想でした。
私も歳を取りましたので,このことは重々承知していますし,この自己啓発セミナーによく似た社員研修も受けたことがあり,その無意味さはよく理解しているつもりです。
したがって,生徒さんたちにも勉強を強制することはありません。いずれ時期が来れば自然と勉強するようになるものです。
今年もあとわずかとなりましたが,やっとがんばり出した受験生がいることも事実です。間に合うか間に合わないかギリギリの勝負なのですが,どういう結果になったとしても,得るものは大きいはずです。
逆に,過去に強制された経験がある場合には,いつまでもがんばれずに失敗してしまうこともあります。
一度でも強い強制力の下で何かに取り組まされた経験があると,自らビジョンを描いて主体的に取り組むことが難しくなったり,強制されないと嫌なことから逃げてしまったりと,そんな性質になってしまうこともあるようです。
信じて見守ること,これが遠いようでも近道の場合が多く,子どもたちの将来のためにもなるのだろうなと,今の私は考えております。
では。