こんにちは。
推薦入試に向けて,こちらの教室でも面接練習を行っています。
他の多くの塾の先生,学校の先生とはちがって,私はそこそこ大きな塾以外の会社での勤務経験があります。また,学習塾の会社では,アルバイトの先生の採用担当として,模擬授業と面接の試験官を務めておりました。
そうした社会経験が,面接の指導にも生きていると感じます。世の中,勉強でもそうですが,何がどういう形で生きてくるのか,わからないものです。
こういうことをおっしゃる方は少ないようですが,面接において間違いなく大切なポイントがあります。生徒さんたちにも,まずはそうしたことをお伝えしていますし,何度か練習するうちに,上手にお話できるようになっていくものです。
まず,試験官が何を見ているのかというと,結構単純なことです。
「この人と一緒に勉強したいか(お仕事したいか)どうか」でしょう。
何となく印象が悪いなあ,だらしがない感じだなあ,頼りなさそうだなあ,…などという印象を受けたとしたら,そんな相手は一緒に勉強や仕事をしたいと思うはずがありません。自然と面接の点数は悪くなるでしょう。
生徒さんたちには,次のような内容を伝えております。
仲良くなりたいなあという同級生がいたとして,話しかけてみて,それでおしゃべりする感じで話しましょうと。
それでお互いに気が合えば,仲良くなっていくでしょうし,面接であれば,3年間一緒にがんばろうとなるはずです。
ズレているなあと感じる面接指導を見たこともあります。
気が合うかどうか,お友達になりたいかどうか,それを確かめるために少しだけおしゃべりしてみる,そんな側面が面接にはあることを意識なさるといいでしょう。
では。