こんにちは。
良い学校とはどのような学校か?
良い先生とは?
良い塾とは?
このような質問に対しての回答を伺ったとき,違和感を感じることが多々あります。とくに,先生を目指している方が,どのような先生が理想なのかをお話されるときに,それを感じることが多いです。
生徒に親身に対応する,面白くて生徒に人気がある,いつも生徒たちの助けとなる,…といった回答が少なくないです。
良い学校,良い塾についても,似たような回答が多いような気がしています。
しかし,学校も塾も勉強をするところです。勉強以外の要素も少なくないことは事実ですが,学校や塾にいるほとんどの時間は勉強して過ごしているわけです。
授業がわかりやすい,勉強ができるようになる,…というのがもっとも重要なことではないでしょうか。
勉強ができるようになれば,自然と学校も塾も楽しい場になるでしょう。その上で,授業がわかりやすければ,自ずと楽しめるようになるはずです。繰り返しますが,学校・塾にいる時間のほとんどは勉強時間なのです。勉強が楽しいと,学校・塾が楽しいはほぼイコールだと言っても過言ではありません。
また,授業の質を担保するものは,先生一人ひとりの学力と授業準備でしょう。
仮に学力も十分に高く,授業がわかりやすい先生がいたとすれば,それだけで,生徒さんたちから信頼され,頼りになる存在にほとんど達しているかもしれません。
したがって,良い先生の一番の条件は,質の高い授業を提供できることでしょうし,その裏付けとしての高い学力があり,入念な授業準備が行われていることでしょう。
さらに,そうした先生が揃っていれば,自然と良い学校,良い塾になります。
学校が嫌いなお子さま,行きたがらない方や不登校になる方も少なくないでしょう。
そうした場合でも,何か特別な原因がないのであれば,まずは勉強がわかって授業が楽しいかどうかについて,考えてあげる必要があるでしょう。
では。