こんにちは。
昨日のつづきで高校数学の勉強に関するものです。
高校で学ぶ「数学」は暗記です。勉強のやり方はいたって単純です。問題集を繰り返し解いてください。最低3周は必要で,5周くらいする方も少なくないでしょう。
こうしてパターン問題ごとの解き方を完璧に暗記することで,基礎問題は一目で解けるようになります。応用問題も基礎知識をいくつか組み合わせただけのものが多いですので,基礎が完璧であれば対応ができます。これだけ練習したのですから,計算ミスもなくなります。
塾・予備校で数学を受講する落とし穴はここにあります。
学校の問題集も塾の問題集も両方とも3周できますか?
学校のだけをがんばって,1冊を何周も解けばものすごく力がつきます。たぶんそのときには,塾で扱うような問題集もほぼ全部とけるだけの力がついています。
ところが塾も学校もとやってしまうと,どちらも身につかないままになる可能性が高いですね。2冊を2周ずつよりも,1冊を4周の方がずっと楽ですし,学習効果も格段に高いでしょう。
また,こちらは高校受験生が多い塾ですので,中学での数学についても書きます。
さすがに,そこまで反復する必要はないでしょう。
苦手な問題には印をつけておいて,時間を空けて2回目,3回目と解いてみる。
わからない問題を質問して理解したときには,自分だけでもう一度解いてみる。
これくらいで身につくものと思われます。
最後に,「数学」とかっこ付きにした理由ですが,学問としての数学は暗記ではないからです。あくまで,入試に適応するため,大学で学問を行う前に「道具」を揃えるための「数学」の暗記です。
では。