こんにちは。
人生の中で,「師」と呼べる人に出会ってきました。
良い師に出会えて,私は幸運だと思っています。
勉強とは関係のない分野なのですが,
その分野での師のことばを,塾講師として今も大切に守っています。
関口勝男先生という将棋の指導棋士の方に言われたことばです。
当時,日本将棋連盟というところでアルバイトをしていて,
子どもの相手をすることも多かったです。
あるとき
「子どもは信じてあげないといけない」と言われました。
すべての子どものことを必ず信じてあげる,
それが今の私の指導方針になっています。
もちろん,世の中には多様な考え方があります。
100%正しいとは思っていません。
ただ,自分が相手を信じて信頼してあげないと,
こちらも子どもたちから信頼してもらえないと思っています。
常に信頼してくれる大人がいるぞ,
必ず見方でいてくれる大人がいるぞ,
という安心感の下で,子どもたちが自立して勉強するようになってくれるよう願っています。
時間がかかる場合も多いのですが,
子どもたちを信頼して,ある程度任せるという方法が,
もっとも子どもたちを成長させて,良い方向に導いてくれると信じています。
では。