こんにちは。
2017年までZ会に勤務しており,
Z会進学教室という塾部門におりました。
そのときには,公立中高一貫校の担当をしていた時期があり,
このようなブログも書いていました。
そのころ,よく話していたことです。
ピアノでも書道でもなんでもいいのですが,
習い事については,上手にスラスラとできるようになるまで繰り返して練習しますね。
では,勉強はどうでしょうか?
スラスラとできるようになるまで繰り返して練習する人は少ないと思います。
どうして勉強だけは,繰り返しの練習をしなくてもいいのでしょうか?
小学生向けの話だったので,
多くは作文の書き直しについて,このことを話していました。
平均すると3~4回,多い子だと10回近くになる場合もありますが,
良い内容の作文が書けるまで,何度でも書き直してもらって,何度でも添削をしていました。
ものすごく力がつきます。
先日の数学の問題集は3周以上繰り返す,というのも同じ理屈です。
わたしの場合だと,4~5周やっていたと思います。
計画的に前もって始めるので,テスト1週間前くらいに3周終わってしまう。
ただ,テストまで数学を勉強しないわけにはいかないので,結果として4~5周になった感じです。
繰り返して解いて意味があるの?
と聞かれることがよくあります。
ピアノなどの習い事のたとえで,重要性が少しでも伝わってくれれば幸いです。
では。
がんばってください。