こんにちは。
みなさんの悩みだと思います。
この子，全然勉強しない。
こういうとき，ふつうは，というより例外なく，ほとんどの人はこのように子どもたちに話すと思います。
・勉強しないと〇〇高校（中学・大学）に行けないよ。
・勉強していい学校に行かないと将来食べていけないよ。
・成績が下がったらお小遣いを減らすよ。（上がったら〇〇を買ってあげるよ）
・〇時から△時までは必ず勉強の時間にしたらどうか。
など。
一時的に効果を発揮することはあると思います。
しかし，長い目で見たときに，これでうまくいくことは少ないように思います。
なぜか？
こんなことは，誰にでも言われているし，
何より子どもたち自身が「勉強しないといけない」ということを一番よくわかっているからでしょう。
「勉強しないといけない」とわかっているのに「勉強をできない」，
ということは，勉強しない理由はほかにあるのかも知れません。
先ほど挙げた例が「西洋医学による対症療法」だとすると，
子どもたちが安心して勉強できるように，精神や人間としてのバランスを整えてあげる，
先ほどの例では，「不安をあおる」ような内容が多いです。
しかし，本当に必要なのは子どもたちを「安心させる」ことかも知れません。
だから，ときには，
「勉強しなくても，それはそれで認めるよ。でも〇〇高校には行けないかも知れないね。でも，私はあなたを信頼しているから，あなたの好きなようにやればいいし，それを応援するよ。」
みたいなことを言ってあげることも必要になるかと思います。
「漢方薬」で，子どもたち自身のバランスを整える，
子どもたち自身が持っている「勉強しなくては」という気持ちを信じてあげる，
相手によって伝え方は変わってくるでしょうが，こういうことも，ときには取り入れてみてはいかがでしょうか。
では。
