こんにちは。
おもに高校1年生や中高一貫校の3年生に伝えたい話ですね。
古文が苦手でどうにかしたい高校2年生も,今からやれば間に合うと思います。
古文の勉強方法です。
各教科にはそれぞれ効率の良い勉強方法があります。
効率がよいといっても,「学問に王道なし」で,地道に努力する方法ではあるのですが。
教科ごとに,それを実践すれば,すばらしくできるようになるでしょう。
以前に書いた内容では,
数学であれば,問題集を繰り返して解く(3周以上)ことですし,
英語であれば,音読です。
英語は,さらに予習をするといいでしょう。
ノートを見開きで使って,左側には本文を写します。
左の英文の方には,文法事項なり単語の意味なりをメモし,右側に全訳をします。
それで,授業を聞きながら,追加でメモをしたり,間違えを修正したりしてください。
そのうえで,つまり英文を全部理解したうえで,音読となります。
古文も実は英語の予習とほとんど同じです。
ノートを上下見開きで使って(当然縦書きですよ),上に本文を写します。
上の本文には,品詞分解などの文法事項なり単語の意味なりをメモし,下に全訳をします。
あとは,授業を聞けば完了です。
テスト前に少し復習をすれば,これでかなり身についているはずです。
すごく古文が苦手な方は,予習の段階で音読してみてください。
何だよ!こんな手間のかかることをやったら誰だってできるようになるよ。
と,思った方も多いかも知れません。
勉強には近道はないので,多かれ少なかれできるようになった方は地道な努力をしているのです。
予備校であるとか,参考書であるとか,
ものすごくわかりやすく,時間も手間もかけずに済みそうな教材・授業もたくさん出ています。
それを否定はしません。すぐにある程度は理解が上がるはずです。
ただ,基礎をしっかり固めないと,どこかで天井にぶつかったり,
時間がたつと忘れてしまってやり直しになったりしがちです。
それを防ぐには,相当な演習量が必要なわけで,やはり相当な努力量が求められるのです。
では。
がんばってください。