こんにちは。
そろそろみなさん学校がはじまったと思います。
宿題が終わらなくて,直前に必死になってやった方,
結局は終わらなかった方も多いかも知れません。
もしも,勉強で上を目指すなら,
宿題はこのようにすべきというお話です。
全員にやりなさいと言っているわけではありませんよ。
勉強で上を目指したいならです。
ある進学校では宿題を写すことを「写経」とよんでいるそうです。
ちなみに,東大に10名以上合格するような高校です。
部活をがんばって,映画を観て,デートをして,写経して…
せっかくの進学校で勉強をおろそかにして,大学は満足のいくところに入れなかった,
というのももったいない気はしますが,そうした生き方も1つの選択ですし,すばらしいとも思います。
その「写経」する学校に合格した生徒の話です。
高校入試が終わってから,入学までの春休みの期間に高校から宿題が出ます。
高校の予習も含まれている難しい宿題で量もそれなりにあります。
当然,受験が終わった開放感から,宿題をおざなりにやる子も多いです。
その子は,合格した後も,しばらく塾の自習室に通っていました。
勉強が習慣となっているので,このままつづけたいとおっしゃっていました。
中学でも成績がALL5だったような真面目な子です。
3月も終わりに近づいたころ,
「高校の宿題は終わった?」と声をかけると,
「難しいので問題集を繰り返してやっています。今,3周目です。」とのことでした。
入学後の成績は想像がつきますね。
宿題は,「やって提出する」ものだと考えている方が多いでしょうが,
「内容を理解してできるようになる」のが目的です。
1回やって「提出できる状態」になって終わりというのではないのかも知れません。
夏休みの最初の1~2週間で宿題の1周目は終わります。
そして,それから「復習」,つまり「理解」するための学習に入ります。
締切直前になって「やって提出」だけした子や「写経」した子とは,
どれだけの差になっているかわかると思います。
勉強で上を目指すなら,これくらいの覚悟で勉強を頑張ってみてください。
では。