こんにちは。
おもに保護者の方向けの話です。
「あと1年で受験だ」
「あと4か月で入試だ」
と，焦ってらっしゃる親御さんも多いと思います。
なのに子どもは，
「まだまだだよね」
「ずっとさきじゃないの」
と，まったく危機感がない。
これの原因ですが，年齢によって時間の感じ方が違うからです。
歳をとると時間が過ぎるのが速く感じますね。まさにそれです。
人生（今まで生きてきた時間の長さ）に対する割合で時間をとらえるからだ，
という説を聞いたことがありますが，本当かどうかはわかりません。
ただ，これが正しいとすると，
仮に「親40歳，子10歳」としたとき，子どものほうが親御さんより4倍に長く時間を感じることになります。
親御さんが「あと3か月」と感じるのは，お子様にとっては「あと1年」という感覚と同じということになります。
つまり，
受験生の親御さんは，お子様に，「あと1か月で入試だというつもりでやりなさい」と，
発破をかけるのが時間の感覚をずれをなくして丁度よいということです。
とくに中学入試の場合は家族の入試になります。
このことを心がけてください。
加えると前向きに声掛けするのがいいでしょう。
「こんなのもできないの」
「これを間違えるようでは合格できないよ」
というネガティブな発言は避けましょう。
「これができたら合格にぐっと近づいていたね」
「これは正解できたね。こういうミスがなくなると絶対合格だね」
というような感じですね。
では。
がんばってください。
