こんにちは。
記事に書くと,チームが連敗をするような気がしており,それで書かずにいたのですが,プロ野球では,横浜DeNAベイスターズを応援しております。今年は逆転優勝する可能性が高いと思っています。これも,書いてしまったので,かなわない気がしていますが。
1993年に,大洋ホエールズから横浜ベイスターズに変わったときからのファンです。
(それまでは西武ライオンズを応援していました。どうして乗り換えたのかはよく覚えていません。)
ただ,1998年に日本一になって以降は,長らく成績が低迷しており,私の野球熱も徐々に冷めていきました。
再び少しずつ応援するようになったのが,3年前くらいからでしょうか。2016年には3位となってクライマックスシリーズに進出し,翌年にはクライマックスシリーズを制して,敗れはしたものの日本シリーズに進出しました。
優勝の期待がかかる今は,毎日欠かさず試合結果をチェックしているわけです。
結局は,勝てば応援するし,負ければ応援をしなくなっていたわけです。
10年くらい前のベイスターズは,シーズンの勝率が3割強しかない時期があり,高橋ユニオンズと並んで日本プロ野球史上最弱のチームだったと思います。その時期には,完全に野球に対して興味を失っていました。
高校球児だった友人が,先日,うまいことを言っていました。ちなみに彼は巨人ファンです。
「チームの試合結果を見て一喜一憂しているだけで,結局は,本当に野球が好きなのか,本当にチームが好きなのかというと,そうは言えないのだろうな。」と。
「所詮は俺らは勝敗のファンに過ぎないよな」と。
なかなか示唆に富む言葉だと感じました。
将棋でも,「将棋に勝つのが好き」だけれど「心から将棋が好きではない」人は多いように思います。
勉強では,「簡単に解けるものは好き」だけれど「粘り強く難しい課題に取り組むのは大嫌い」という方も少なくないでしょう。
何かのスポーツでも,「試合は楽しいから好き」だけれど「練習はさぼりたい」という方がいらっしゃるかもしれません。
趣味程度につづけるのであれば,それでもかまわないのでしょう。
ただ,たとえばスポーツで,こうした態度であるのならば一流にはなれないはずです。
自分は本当に何が好きなのか,心から求めているものは何で,何をしたいと思っているのか,そうしたことをつき詰めて考えないと,自分の将来や進路について,ベストではない方向を選択してしまう可能性があるでしょう。
音楽でも芸術でもスポーツでも,たまに自分は勉強はやりたくない,〇〇の道に進んでこれで食べていくんだとおっしゃる子がいます。
勉強をやりたくないから逃げ道として〇〇を挙げているだけで,本当はそこまで好きではないのだろうなと感じることも少なくありません。
もしも,人とは違った道に進みたいのであれば,人生のすべて,もっている情熱のすべてを捧げられるかどうか,それだけはよく考えたほうがいいでしょう。
では。