志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

言葉にならない気持ち

こんにちは。

 

たびたび写真を上げていたミニトマトですが,残念なことに葉がほとんど枯れてしまいました。たくさん実はついているのですが,赤く熟すことはないように思います。

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ほかに,教室ではガジュマルとアイビーを育てています。

アイビーは鉢が小さくなってしまったのでしょう。鉢の底から根がはみ出ていました。植え替えが必要だなと考えつつ,何もしないでいたのですが,枯れる葉が増えてきて元気がなくなってきました。

そこで先日,大きな鉢に植え替えをしてみました。インターネットで調べて見よう見まねで行ったので,上手にできたかどうかはわかりません。元気を取り戻してくれるといいのですが…

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ほかに教室では金魚も飼っています。

1匹は1年ほど前に病気で死なせてしまいました。寄生虫に感染してしまったようです。かわいそうなことをしました。

植物にしろ魚にしろ,言葉を話しません。当たり前ですが。しかし,上手に元気に育てていくには,彼らの心をわかってあげないといけません。

ペットを飼われている方も多いでしょうが,犬や猫なら鳴き声やしぐさ,表情などから彼らの気持ちを汲み取ってあげやすいようにも思います。しかし,植物や魚はそれすらもありません。毎日,毎日,ちょっとした変化を見落とさないようにして観察してあげる必要があります。

そこが,植物や魚を育てることの難しさでもあり,また楽しさでもあるでしょう。

 

たくさんの子どもたちを相手にしていると,中には,ほとんど話さないようなタイプの方もいらっしゃいます。

逆に先生方と親しくなって,何でも話してくれるような子どもたちもいらっしゃいます。

後者のほうが存在感が大きいですし,ときには不満も伝えてくれますので,それに応えていれば,だれでも比較的容易に良好な関係を築けるように思います。

ただし,みなさん一人一人が等しく大切な生徒たちです。前者のようなタイプは決して目立つわけではないですし,不満を口に出さないからといって,彼(彼女)らにそれがないということは決してないでしょう。彼(彼女)たちの意見も当然ながら汲み取ってあげる必要があります。

生徒たち一人一人に目を向けて心を配っていられるかどうか。さらには,口には出さなくても,どうしてほしいと願っているのか感じ取ってあげること。

そうしたことの大切さを改めて考えさせられました。

 

では。