こんにちは。
今日は国語です。おもに現代文について書いていきます。
国語の勉強はマラソンに例えるのがわかりやすいと思います。
毎朝ジョギングをしている人,部活などで毎日走っている人と,体育の授業でしか走らない人を比べたら,それは毎日走っている人のほうが速いに決まっています。
国語は「教科」である「学習」である以前に,文章を読む力があるかどうかをテストで問われています。
ふだんからたくさん「読む」ことをしている人のほうが得意に決まっています。
マラソンと同じで,毎日「読む」という行為をしている人のほうができて当たり前ですね。
基本的には,たくさんの文章を読むしかありません。
また,効果が表れるのにも時間がかかります。即効性のある学習方法はないと思ってください。(効率化をはかる方法,なるべく短期間で間に合わせるような方法がないこともないですが,ここでは書きません。)
繰り返しますが,本でも新聞でも,なるべく多くの活字に触れてください。
読書にも「レベル」があります。
いきなり夏目漱石を読もうとしても,つまらないとしか感じないでしょう。読むのが苦痛だと思います。
自分のレベルにあった本から順に読んでいって,だんだんと難しいものが読めるようになっていくしかありません。
ものすごく苦手に子だと,マンガすら読めるレベルにないこともあります。読んで理解できる,読んでいて苦痛ではなく,少しは楽しめるレベルからはじめましょう。
読むときの注意ですが,とくに小学生の方は,「音読」をされるといいでしょう。文章を丁寧に読むようになります。また,読んでいてつっかえてしまう場合には,意味が取れていないとか,単語に区切れていないとか,何らかの原因で「読めていない」ことになります。それも明らかになりますね。
また,問題を解くような場合には,ものすごく時間をかけて,一文一文,一語一語,完全に理解しながら読んでいくことを心がけましょう。少しでもわからない言葉があれば辞書を使って調べてください。
丁寧に読むことを繰り返すうちに,理解しながら読めるスピードも上がるはずです。
今,学校がお休みの地域の多いでしょう。こういうときだからこそ,たくさん読書をしてほしいと願っております。
では。
がんばってください。