こんにちは。
国語の大切さ,読書の大切さなどについては,何度かこのブログでも書きましたが,ネットである記事を見つけたので,改めてまとめてみようと思います。
ネットにこんな記事が出ていました。
頭のいい子は「新聞のスポーツ欄」を読む
例としてスポーツ欄が取り上げられているだけで,大人の文章に触れている子は勉強ができるようになるということでしょう。
記事の中で語彙の習得についても触れられています。以下は記事の引用です。
「大人向けの新聞は小学生の子どもたちにとって難しいことばだらけであるし、読めない漢字も多く含まれている。だが、何度も何度も「同じことば」と出会うことで自然にそのことばを習得していく。」
これもその通りで,新聞に限らず,大人向けの文章を読むことで,また大人の会話に混ざったり,大人が見るような難しいテレビ番組を見たりすることでも,語彙は増えていくでしょう。
語彙力というのは,思考力に大きく影響します。さらに文章を読むことで,読解力も身につくでしょう。語彙力,思考力,読解力というのは,理解力にも直結するものです。(ほかには実生活でのさまざまな経験も大きいのですが)こうした力があると,国語以外の教科も学力が上がりそうですね。
国語力というのは,勉強においてはバケツの大きさに例えることができるでしょう。
国語力があって,バケツが大きな子どもたちは,どんどん水(知識)を入れていくと,それがたまって力がついていきます。逆に,小さなバケツに水を入れてもこぼれてしまうだけですね。
運動をしないと体力がつかないように,文章を読まないと国語力もつきません。その文章の中でも優良なものの代表が新聞ということでしょう。ライトノベルでもゲームの攻略本でも,難しい言葉や知らない言葉出てきて,少しずつ語彙力や読解力がつくのでしょうが,新聞だと,それらの比にならないくらい,たくさんの未知の言葉と出会うことができるでしょう。
お子様に,唐突に新聞を読みなさいといっても,子どもたちはどうしていいか戸惑うかもしれません。
たとえば,新聞1面のコラムであるとか,そうしたものの中で,これなら興味をもって子どもが読んでくれそうだという記事があったときに,お子様に読むように勧めてみるといいかもしれません。
10個の記事を勧めて,そのうち1つか2つでも読んでくれれば大きな前進であると思います。
では。