志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

基準をどこにおくか

こんにちは。

 

今,多くの公立学校が休校となっています。

休校中に,果たしてどれくらい勉強すればいいのか,それは考えてほしい問題です。

しかし,あくまで上を目指したいなら,もっともっと成績を上げたいのなら,というお話です。それをしない人生でも大いに結構でしょう。

 

「基準」をどこにおくかで,勉強時間が十分なのかどうかの判断は変わると思います。

しっかりと勉強したいのであれば,「普段通り」というのが1つの基準にはなるでしょう。

「普段通り」というのは,学校や塾(休校のところが多いでしょう)があるときの生活です。

 

学校では,毎日6時限の授業があるでしょう。

これだけで,毎日50分×6時限=5時間の勉強をしていることになります。

それに加えて,塾があればさらに3時間くらいの授業があるでしょう。さらには,家庭学習もしていることでしょう。

合計すると,受験生であれば,毎日9時間~10時間くらいは勉強しいるのではないでしょうか。

 

休校中だからといって,それよりも勉強時間が少ないというのは,上を目指す態度ではないですね。

また,休みの日は,通学時間や部活の時間などがないため,平日よりもたくさん勉強をしている方もいらっしゃるでしょう。

ここを「基準」にしてあげると,9時間~10時間でも少ないということになりますね。毎日学校がお休みなのですから。

 

しかし,普段の家庭学習時間を「基準」にした場合はどうでしょうか。

普段から,毎日4時間の家庭学習をしていれば,受験生としては十分でしょう。休校中も毎日4時間の勉強をしています,という場合には,そこを「基準」にしたのならば十分だということになりますね。

一方で,「基準」を変えれば全然足りていないという見方もできるわけです。

 

現実として,そこまで一生懸命に勉強なさっている方は,ほんの一握りだと思います。しかし,もしも上を目指したい気持ちがあるのであれば,自分がおいている「基準」は正しいのかどうか,今一度考え直してくださると,あるべき姿勢が見えてくるかもしれません。

 

何度か書いていますが,今が入試に向けての一番の勝負時かもしれません。

 

では。