志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

「好き」だからつき詰める

こんにちは。

 

昨年のGWに「猛毒展」という催しを見てきました。

そのときに,当時4歳の甥っ子も連れて行きました。クラゲだのフグだのヘビだの,毒をもつ生き物たちを楽しそうに眺めていました。

 

ちらっとブログにも書いていましたね。

へび - 志学ゼミナール塾長のブログ

 

「何かしら興味をもってくれれば,将来の糧になるでしょうから。」と当時は書いていたのですが,その後,甥っ子くんは順調?に猛毒に興味をもつようになりました。

今度,6歳の誕生日を迎えるのですが,「猛毒のいきもの図鑑」がほしいとのことで買ってあげました。

 

このように,もっと知りたいな,楽しいなと思いながら調べたり図鑑を読んだりして詳しくなっていく,これが本来の勉強の姿というものでしょう。

来年は小学校に上がりますが,きっと「生活」や「理科」は得意になると思います。

 

勉強が得意になるには,このように「好き」で進んで行うという要素が必要でしょう。1つでもできるようになれば,他の教科もできるようになっていくことが多いです。

何かを「好き」になるためには,伸び伸びのと興味のあることに取り組ませることも必要ですね。勉強だけを強制していても,なかなか学力が上がっていかないのはこのためでしょう。

また「好き」という要素がないと,たとえ勉強をがんばって伸びていったとしても,どこかで限界があるようにも思います。

「好き」を見つける手伝いをしてあげる,「好き」をとことんまでつき詰めさせる,そうした姿勢が子どもたちを伸ばしていくでしょう。

 

私の場合は勉強自体が好きなほうであったと思います。学校に行けば先生方が知らないことをどんどん教えてくださいました。こんなことがあるのか,こうなっていたんだ,などとわくわくしながら楽しく授業も聞いていました。

しかし,こんな人は稀でしょう。

 

中学時代に,ビートルズを聴いて,一生懸命に歌詞を調べて和訳していました。和訳した「詩」をつくるというよりは,純粋に英語の歌詞の意味を知ろうとしました。そんなことで英語が得意になったこともあります。「正しく」歌おうとして,発音の練習なんかもしました。これは大学生以降に大いに役立ちました。外国人の方と接する機会が格段に増えたからです。

 

英語以外でも,文学が大好きだとか,歴史が大好きだとか,1つの教科の「好き」であれば誰でも簡単に見つけられるように思います。

勉強を堅苦しく考えず,遊び心をもって,「好き」をつき詰めることも大切ですね。

 

では。