こんにちは。
日本では,思ったよりもコロナの感染が広がっていないようです。しかし,まだまだ警戒は必要ですね。
専門家ではないので何ともわからないのですが,また秋に流行が再発するように思っています。早く収束の目途がつくといいのですが。
来年の入試もどうなるのか不透明なところがありますね。北海道の教育委員会からは,対応についてどうするのか発表がありません。遅すぎるようにも感じます。
日本でコロナが広がらない理由について,日本の生活様式や日本人の習慣が影響しているのではないかと指摘する方も少なくないですね。
手洗いをすること,お風呂に入って清潔にすること,頻繁に洗濯をすること,ハグやキスをあまりしないこと,…などなどありますが,家の中で靴を脱ぐ習慣も関係していると指摘される方もいらっしゃいます。
外から帰ってくると,靴底にはウィルスが付着しているかもしれません。靴を脱がないと,家じゅうにウィルスをペタペタと塗り付けることになります。もちろん,衛生的にもよくはないでしょう。
1つの説ではありますので,どの程度効果があるのかはわかりませんが,やらないよりはましなはずです。
実は,教室を開いたとき,床をタイル張りのそのままにしておいて土足で上がることにするか,カーペットを敷いて靴を脱いで上がることにするか迷っていました。
カーペットを敷くにはそれなりにお金がかかります。必ずしも必要なものでもありません。なるべくコストを削減したい気持ちもありました。
結局,カーペットを敷くことにしてのですが,それが今になって思わぬところで役立っています。運といえば運ですが,何がプラスに作用するかわからないものです。
勉強にも「無用の用」みたいなところがあります。まったく勉強に役立たなそうな経験が,実は勉強に大いに役立つことがあるのです。
「無用」とまでは言えないことですが,例を挙げれば,ニュースを見ていれば社会科に強くなるでしょうし,本を読んでいれば国語ができるようになるでしょう。本人たちは,勉強ができるようになることを目的としてニュースを見たり本を読んだりしているわけではありません。
もっともっと意外なことが役立つ場合も多いのです。
そうしたさまざまな経験を「用」として勉強に生かせるかどうかは,いろいろなことに興味や疑問を持てるかどうか,一言でいえば「知的」であるかどうかが重要でしょう。
では。