こんにちは。
北海道の公立高校の入試要項などが発表になっています。
リンク「道立高等学校入学者選抜の手引」
令和3年度(2021年度)道立高等学校入学者選抜の手引 | 教育庁学校教育局高校教育課
いよいよ入試本番が近くなってきましたね。
学校でも塾でも,各教科の先生方から
「〇〇をやりなさい。さらには,こうこうこういう方法で△△もやるといい。」
などとアドバイスを受けている方も多いと思います。
とくに伸ばしたい教科,苦手な教科がある場合には,担当の先生に個別に質問してもいいでしょう。有益なアドバイスが得られるはずです。
以前にいた塾では保護者会を実施しており,各教科の担当の先生方から学習のポイントについてお話がありました。
私は,社会科の話をしたり,全体的なまとめのお話をしたりしていましたが,毎回毎回,先生方のお話を聞いて感じていたことがあります。
5科目すべて言われた通りにやるのは無理だろうなと。
やる気や能力の問題ではなく,全部やろうとすると1日10時間くらいはかかるかもしれないくらいの量になり,物理的な時間の確保が不可能だろうなと考えていました。
実際,まじめな生徒は全部をやろうとして,時間が足りません,終わりません,このままでは私はダメかもしれませんと,相談に来ることもありました。
では,どうすればいいのでしょうか。
一つには,優先順位をつけることです。必ず上げたい科目,それを伸ばせば効率よく合格へ近づけるもの,それが何なのかを考えて優先してこなすべきでしょう。
また,限度を見極める必要もあります。仮に先生が10のことをやりなさいと指示したとします。5以下の勉強量だとほとんど効果がないかもしれません。7くらい勉強するれば,かなりの向上が見込めて合格までは十分な力がつくかもしれません。どこまではやる必要があり,逆にどこから先をやらなくてよいのか,自分の学力と相談しながら進める必要があります。
成績のいい子というのは,ほぼ例外なくそのあたりの自己マネジメントが上手です。
自分でやる自信がないのなら,全体を見てくださる方に相談することもできるでしょう。
すべてをやろうとしてあっぷあっぷになり,どれも中途半端になったり,いたずらに焦ってしまったりすることだけは避けたいですね。
残りわずかです。
年内に勉強の目途をつけるくらいのつもりでがんばるといいでしょう。
では。