こんにちは。
学校はまだ始まりませんが,こちらの教室では,本日より新学年の授業がスタートします。1年間,目標をもってがんばってほしいですね。
さて,4/2と4/3に北海道学力コンクールという模試を実施ていたのですが,新中1の英語の問題がとても難しいと感じました。
新課程の英語が導入された最初の学年が新中1です。
もちろん,模擬試験の問題ですから,指導要領に沿っていて習ったはずの範囲から出題されているはずです。
ところが,この教室の近くにある小学校では,子どもたちの話を聞く限りにおいて,そこまで難しい内容を教えていないようです。
したがって,こちらの教室の生徒さんたちはほとんど解けなかったでしょう。
他の小学校がどのようになっているのかはわかりませんが,指導要領と現実に学習した内容との間に,著しい乖離が生じている学校が多数あるのかもしれません。
何度かこのブログでも記事にしましたが,新課程の英語は中1から内容が難しくなります。一番大変なのが覚えるべき単語の数が格段に増えることでしょう。
仮に小学校で英語をほとんど習得していなのであれば,中学に入ってからの英語で苦労することは目に見えています。
しばらく新課程の英語教育では混乱が生じるかもしれません。
模試の結果が返却されるのがおよそ10日後です。
中1の英語の平均点などについて注目しています。
もしも,平均点が低く,多くの新中1ができなかったのだとすれば,早くも新課程の英語に暗雲が立ち込めていると言えるでしょう。
新中2,新中3の方も一気に英語が難しくなります。
単語帳を買って語彙力を向上させるなど,意識的に英語の勉強を強化していくとよいと思います。
では。