こんにちは。
連日,眞子「さま」の報道で盛り上がっていますね。本人同士が愛し合っていて結婚を望んだのですから,「結婚式」のような皇室行事も行って,「お祝い金」みたいなものも受け取って,そして静かに一般人として暮らしてほしかったなあと,個人的には思っています。
選挙が近いですし,他に取り上げるべき重要な問題は多いでしょうし,他人の結婚に対してとやかく口を出すものではないでしょう。
報道番組でも指摘されていたことですが,皇族の方々に人権は認められてないことは大問題であるように感じています。
皇族には戸籍もありませんし,選挙権もありません。
今回の結婚に関しても,当人同士の意思とは無関係に,結婚が認められないような雰囲気がありました。
今後,議論が盛り上がっていくことを期待したいです。
他に報道に関して違和感があったのは,「眞子さま」と呼ばれていたのが,婚姻が成立してからは一転して「眞子さん」と呼ばれていることです。
元皇族なのですから,「さま」でいいようにも感じます。
皇室には他にもいろいろと議論すべき問題が多いように思います。
歴史を紐解くと,栄華を極めた藤原氏の摂関政治が終わったのは,出生に関わる偶然性に左右されたからでした。摂関政治の全盛期は藤原道長・頼通親子の頃です。頼通には実子に娘が1人しかおらず,その娘も皇后となるものの男子に恵まれなかったため,藤原氏を外戚としない天皇が即位してあっけなく摂関政治は終わったのでした。
男系男子による相続を基本としていく限り,このままだと皇室は自然消滅する可能性が高いように思います。
女性天皇を認めないことも差別に当たるでしょう。
どうあるべきか,どのような皇室,皇位継承が理想なのかは難しい問題ですが,今回の眞子「さま」の騒動が一石を投じたことにより,良い方向へと向かっていくことを願っています。
では。