こんにちは。
またまた生徒さんのクラスが学級閉鎖になりました。生徒さんは濃厚接触者にもなっておらず,コロナに罹患もされていません。
もうきりがありませんので,関係者が濃厚接触者もしくは感染者になった場合のみ,お知らせしたいと思います。
現在,オリンピックが開催されています。
ニュース映像を見ると,全身防護服に身を包んだ係り員たちが,検査や消毒に余念がありません。異様な雰囲気ですし,SF映画のワンシーンのようでもあります。
宇宙のような異世界を見ている気さえします。
ニュースを見ていて,かなり昔に読んだ星新一氏のショートショートを思い出しました。
ある星に着いた宇宙飛行士が,友好的なその星の宇宙人とハグをして,キスをします。
ところが,宇宙人は怪訝な面持ちです。
そのあと,歓迎の食事が振舞われたところ,宇宙人は,人でいうところの「肛門」に食べ物を運んで食事をはじめたそうです。
今回のオリンピックでは,選手団や報道関係者は完全に隔離されているようです。
中国の市民の方たちとも交流することができませんし,街に出ることもできないようです。食堂ではロボットが調理をし,できあがったお料理もロボットによって給されているようです。
食事からして,近未来というよりも,異空間とかパラレルワールドに飛ばされたような印象をもっています。
昨年は東京オリンピックが強行されましたが,今回の北京大会は,半年前よりもはるかに世界的なコロナ感染状況が悪くなっています。
果たして,開催すべきだったのでしょうか。
毎回毎回そうではありますが,今大会はより濃く政治色がにじみ出ています。
もうオリンピックは歴史的,政治的な役割を終えているのではなかろうか,今後は開催すべきではないのではないか,そんなことさえ考えてしまいます。
もちろん,各国のアスリートたちの活躍には期待をしています。しかし,心の底からは楽しめませんね。
子どもたちにも,オリンピックに関するさまざまな問題を考えみてほしいものです。
では。