志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

光っている生徒

こんにちは。

 

今日は祝日でもあり,仕事でばたばたしておりました。

自宅で今これを書いております。

ほめられたことではないですが,仕事を自宅に持ち帰って隠れ残業をしていることになります。

 

昨日は道内の公立高校の推薦入試がありました。また,3月3日が筆記試験ですが,一部の公立高校では,翌日に面接などの試験が行われます。

 

推薦入試でも行われる面接。果たしてどう対策すべきでしょうか?

本質的なことを申し上げれば,「持っているもの」で勝負するしかありません。どれだけ練習したとしても,「持っているもの」が違えば,勝てるはずがないのも事実です。

 

堂々と話せるかどうか,印象がいいかどうか,これは人間的な大きさの違いでしょう。練習して多少は取り繕えるかもしれませんが,15年の人生でどれだけのものが涵養されたか,それが大きく影響するはずです。

 

質問に対しての答えも同様です。

普段から考えていれば,すらすらと答えられるでしょうし,また答えた内容にも深みが出てくるでしょう。

何となくよさそうな回答を事前に準備し,それを暗記して話す練習をしたとしても,ペラペラな答えであること,心からの言葉でないことは,簡単に伝わってしまうはずです。

 

入試の面接では,すでに持っているものの違いで,それぞれの得点の上限は決まってしまっている,そうしたイメージが適当だと思います。

ただ,ほとんど話せなかったとか,心にもない非常識なことを言ってしまったとか,そこまでいかなくてうまく伝えられなかったとか,そうした失敗を防いで「上限近く」の得点を取れるようにするのが面接練習でしょう。

アウトにならないように,最低限の対策は必要になります。

 

かつて,この子は「持っているもの」が違うと,大人の私が中学生の生徒に対してオーラを感じたこともあります。

高倍率の推薦入試に合格したことは言うまでもありません。

たぶん,面接して話をしなくても,姿を見ただけで,「面接」の判断は大方できるようにも思います。合格する子は輝いています。

 

では。