こんにちは。
少しだけブログで触れたと思いますが，昨年の秋，小学生時代に指導していた教え子から連絡があり，Zoomを使ってお話しました。進学校に進学した２人で，高校３年生になっていました。
私の母校，一橋大学を目指しているとおっしゃっていました。
そこを志望校に定めたのには，少なからず，私の影響もあるのだと思います。
さて，３月１０日が合格発表でしたが，1人の子が見事に合格を果たしました。話したときには成績はよくないようでしたが，あきらめずにがんばって逆転合格を果たしたのでしょう。
その進学校でも，最難関の国立大学に合格できるのは上位１０％程度です。
私の指導の方針として，将来を見据えて基本の学習姿勢を身につけてもらい，進学後も伸びることを目指しています。
がんばったのは生徒ですし，高校の先生方の力も大きいのでしょうが，自分が行ってきたことが正しかったと再確認できます。本当にうれしい報告でした。
一方で残念だった子からも連絡がありました。
高い目標を持てたことじたいがすばらしいことだったし，全力でがんばったので悔いはないとおっしゃっていました。
結果は残念で，私もすごく悔しいですが，この子も人間的に大きく成長したと，感慨深いものはあります。入学後にも継続して勉強をがんばってくれたことも嬉しいことです。大学に進学後も，楽しく幸せな人生を送れることでしょう。
さて，明後日は北海道の公立高校の合格発表です。
第一志望に不合格だと，その気持ちを引きずってしまう方も少なくありません。
ただ，この子のように精一杯取り組めば，結果に納得ができてすぐに前向きになれるはずです。
とくに中学受験だと，不合格をもらって自信を失い，その後しばらく無気力な状態を引きずる子も多いです。やはり一番の予防は全力でがんばることでしょう。
改めてそう感じました。
では。
