こんにちは。
文学の話題ではないことを,あらかじめおことわりしておきます。
誰でもご存知の文学賞である直木賞。正式には,「直木三十五賞」といいます。
直木賞の知名度の高さに比例せず,文学賞に名を残す作家の直木三十五をご存知の方はかなり少ないように思います。私も,直木三十五という名前しか知りません。クイズが好きなので,彼に関する出題は定番問題の一つでもあり,名前やペンネームの由来だけを知っているに過ぎません。
もちろん,直木氏の作品を読んだことなど1度もありません。
私と同様に,直木作品を読んだ経験がおありの方は,ほとんどいらっしゃらないことでしょう。
一方で,画家のゴッホは,存命中にはほとんど作品が売れない無名の画家だったと言われています。しかし,今では世界中にその名が知られていますし,作品集を楽しむ方も数多く,世界各地の美術館には目玉作品として,ゴッホ作品が展示されています。
ちょうど,直木三十五とは真逆の存在のように思います。
もしも,あなたであれば,どちらの生き方を選びますか。
どちらがより幸せだと思いますか。
生前の地位と名声,名誉とお金に価値を置くのか,永遠に語り継がれる死後の名声に価値を置くのか,究極の選択のように思います。
そろそろ定期テストの学校もあり,小テストがぞくぞくと実施されている学校もあり,受験生たちは尻に火が付く時期でもありますが,どういう人生を送りたいのか,人生において何に価値を置きたいのか,子どもたち一人ひとりの考えが一番大切だと思っています。
勉強に価値を見出すのであれば,最大限のサポートはいたします。もちろん,勉強をしないのも価値ある生き方の一つでしょう。
昨日も日曜日ですが教室を開けていました。合計で4人の生徒さんが勉強にいらっしゃいました。自主的に勉強ができる子どもたちは,勉強においてはしばらくの間はうまくいくものです。立派なものです。
では。