こんにちは。
先日,『学校の中の発達障害』(本田秀夫著,SBクリエイティブ)という本を購入し,読んでいる最中です。
書籍のページへのリンク
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784815615833
読んでみて,いろいろと気がつくこと,再認識することは多いです。発達障害であろうとなかろうと,子どもを育てる基本は同じでしょう。
好きなことを伸び伸びとやらせたほうがよい,勉強が嫌いな子に強制をしても弊害が大きい,宿題はときに害となる,などは,どんなお子さまに対しても,当てはまる内容だと思います。
さて,今年の1月から,私は高校数学を勉強し直しています。
教える必要が生じたため,授業の予習がてら問題集を解いていっています。そして,そろそろ高校1年生内容の「数学Ⅰ・A」が終わりそうです。
やってみて感じたことですが,やはり楽しいのです。
勉強が嫌いな方も多いことと思います。勉強が楽しいという感覚がわかりにくいかもしれません。私の場合だと,運動,とくに長距離走が大嫌いです。走って楽しいなどと感じたことは一度もありませんし,苦痛でしかありません。しかし,一流のランナーたちはみな,走るのが楽しいとおっしゃいます。
それと同じ感覚なのだと思います。
私も,おそらく走ることを強制されるとつぶれてしまいます。
勉強でも同じでしょう。嫌いなのであれば,無理に強制すると,大きな弊害が生じることがあります。
楽しいと感じること,すなわちそれは才能があって向いていることなのでしょうが,それを伸び伸びとやらせることが,子どもたちを大きく成長させるでしょう。
せっかく数学を楽しく勉強できているので,このまま数Ⅱ・Bも勉強しようかと思っています。高校では,数学でつまずくお子さまが非常に多いです。卒業生限定ということになるかと思いますが,高校生の数学も教えていこうかなと考えています。
楽しいという気持ちを大切になさると,人生も子育てもうまくいくように思います。
では。