志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

ガスライティング

こんにちは。

 

お昼に教室に来ると,お花の鉢がこのようになっていました。

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マリーゴールドの植木鉢の前に,枯れたマリーゴールドの花とひまわりの葉が摘まれて置いてあります。

どなたかが,善意でお世話してくださったのでしょう。今年は以前にも同じことが何度かありました。お花のお世話の仕方がよくわかっておらず,水をあげるくらいしかしていないのも悪いのでしょうが,それで見かねてやってくださったのかもしれませんが,こう何度もあると,気味が悪いですね。

せめて,私がいるときに通りかかったら声をかけていただくとか,それくらいはあってしかるべきでしょう。

 

来週から夏期講習に入ります。教室も朝早くから開けていることが多くなります。

枯れた葉なんかを抜いてくださったのは,午前中の早い時間でしょうから,夏休み中にでもあいさつしてくださるといいのですが。

 

『ガス燈』という古典的名作映画があります。

主演はイングリッド・バーグマンさんで,彼女は人類の歴史上もっとも美しい女性だと,個人的には思っています。他にイングリッド・バーグマン作品では『カサブランカ』が有名ですね。

映画『ガス燈』の中で,バーグマンさん演じる主人公は,彼女の夫から小さな嫌がらせを繰り返し受け,その度にあなたは頭がおかしいと言われつづけ,とうとう本当に病気になってしまいます。

この映画が語源となり「ガスライティング」という精神的な虐待を表す用語も誕生しています。

 

今の教室の鉢植えにしても,そんな気味悪さを感じないわけではありません。

いずれにせよ,あいさつもなしに他人の所有物を勝ってにいじるのは,いいこととは言えないでしょうね。

もしも,これを目にされたのならば,たまにお花のお世話していいですかと,私に声をかけてほしいものです。一言あれば,喜んでお任せするでしょう。

 

では。