こんにちは。
自転車に乗っている副産物ですが,行き帰りにぷらぷらと教室のご近所の様子を見て回ることができます。以前は頻繁に近所にチラシをまきに行っていたのですが,今はそうしたことはやっていませんので,自転車のおかけで貴重な機会を得ることができているわけです。
周囲の様子がわかると,教室をどうしていくのがいいのか,ヒントが得られるものです。地域の文化みたいなものが肌で感じられるわけですね。
昨日は久しぶりに,近所の中学校にチラシを配りに行きました。昨年の夏以来でしょうか。ちなみに最近は,新聞の折込広告も入れていませんし,意図的に大々的な宣伝をしないようにしています。
学校でのチラシ配りでは,登校してくる子どもたちの様子を見ることができます。教室に来てくださっている生徒さんの学校での「健康状態」も,何となくわかるものです。
私を見つけて元気にあいさつしてくれたり,友達と一緒に楽しそうに会話しながら意図的に私を無視していったりと,そんな子どもたちは「健康」なわけです。
多くの生徒さんたちは心配がないのですが,やっぱり今日も学校には通えなかったのだなあと知ることもありますし,憂鬱な表情を見ることも(たいていは塾でもそうなので,再確認する感じですが)あります。
ChatGPTが話題です。インターネットで調べれば,ほとんどのことは解決する世の中のように感じる方も多いでしょう。若者だとなおさらのはずです。
しかし,実際に自分の目で見て確かめないとわからないことは多いでしょう。
昔の記事で近所の飲食店について書いたことがあります。
過去記事「足で稼ぐ」
https://shigakuseminar.hatenablog.jp/entry/2020/11/16/141532
記事の中の韓国料理店はすでに閉店していますし,焼鳥屋さんも今月いっぱいで撤退するそうです。この焼鳥屋さん,禁煙にして,さらには子ども向けに工夫もし,ファミリー層をターゲットにしていれば,違った結果になったのかもしれません。
やはり,ご近所を歩いて情報収集することはなかったのではないかと思うのです。
AIが革命的に進歩し,情報社会がますます進展している現代こそ,自分の足で歩いて,自分の目で見て得た情報の価値は,逆に高まっていくように思います。
しかし,若い方に申し上げても,わからない方が多いと思いますが。
やってみないと価値がわからないこともまた多いものです。
では。