志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

書くということ

こんにちは。

 

確かブログの記事が1000本になったとき,毎日更新するのを止めたかと思います。

しかしそれでも,結構な頻度で更新しているのには理由があります。

書くことで自分の考えを整理しているからです。

 

頭の中でぼんやりと考えていることを,話したり書いたりして言語化することを,ふつうは日常的には行わないでしょう。この作業をやっているわけです。他にも,別のところでメモ程度に書いている場所があるのですが,これも同様の意味合いが強いです。

 

書いて言語化してみることによって,「ああ,こんなことを考えていたのね」と,自分の考えが整理されますし,そこから一歩進んで,「それならこうすればいいのではなかろうか」と,アイデアが生まれることもあります。

 

また,書いた文章を自分で読み返すことは,書いた当時の自分と「会話」をするようなものでしょう。ブログの記事もたまに読み返しています。「昔の自分,いいこと書いているなあ」などと思うこともしばしばです。これなどまさに「初心にかえる」効果を得られているわけです。

さらに,私の場合には一人で仕事をしています。自分を見てくれている第三者がいないわけです。これだと,自分でも気がつかないうちに,おかしな方向へと向かってしまっていることがあるでしょう。

書くことによって考えを整理でき,読み返して自分自身と対話でき,客観的に自分の状態を判断することができます。そんな風にして,独善的にならないようにバランスを保っているわけです。

 

中学時代,「班ノート」なるものがあり,班の中で毎日順番にノートを回し,回ってきたときには自由に何かをノートに書き記し,同級生が書いた文章を読んでいました。

それなども,書くことによる何らかの効果を期待して先生が始めたのでしょう。

どういった手段,どういった理由にせよ,自分のことを書いて言語化してみると,視野が広がったり,客観的に自分を見つめ直せたりすることがあります。

やってみようと感じた方は,試しに何か書いてみるといいでしょう。収穫はあるはずです。

 

では。