こんにちは。
雨の合間をぬう様にして,今日も自転車で来ました。
たまにプラプラ近所の様子を見て回りながら来るのですが,今日も大通りから住宅街に入って,街の様子を眺めていました。
閉店したと思っていた個人経営の薬局が,お昼ごろにちょうどシャッターを開けているところに出くわしました。何かの事情でお休みしていたのが,営業を再開するのかもしれません。もしくは畳んだお店の片付けにいらしたのか。
「圧迫骨折のため休業します」という貼紙がしてある喫茶店は,まだそのままでした。長い療養生活のようです。
そんな感じでゆっくり自転車を走らせているのですが,今日はうっかり道路の穴に落ちてしまいました。ぐしゃっとタイヤがつぶれたのがわかり,見るとやはりぺしゃんこになっていました。
近くの自転車屋さんで直してもらったのですが,結構な重症で,タイヤ交換となりました。約7000円の出費です。
職人さんのお仕事を見ているのが好きで,手際よくタイヤを交換していく作業を拝見していたのですが,まあ見事なものですね。いとも簡単に直してしまいます。パンクだけなら,たぶん10分強で終わったでしょう。
自転車がお好きで,ご自分でパンクを修理できる方もいらっしゃいますが,なかなか大変な作業だと聞いたことがあります。つまり,見るのと実際にやってみるのでは大違いだということです。私にはできようはずはないですし,こんな簡単な作業なのに7000円もするの,などとは露ほども思いません。
勉強に関しても,先生方が授業中に難問を解説するとき,わからない問題の質問に先生が答えてくれるとき,いとも簡単に解いていると感じることも多いでしょう。
解説がわかりやすければわかりやすいほど,それに比例して問題を簡単だと感じてしまう傾向があります。
しかし,実際にご自分で解いてみたときに,できるかどうかは別問題ですね。
わからないところを質問した場合には,必ずあとで自分だけで解けるかどうか,解き直してみてください。それがすらすらとできたとき,はじめて身についたといえます。
簡単だと感じてしまうと,できると錯覚することが多いです。そうです。多くの場合は錯覚で,できるようにはなっていません。単純にわかりやすければいいとも言い切れませんね。
だからといって解説がわかりにくいとか,そもそも先生が問題を解けないとか,そうしたことは論外なのですが,わかりやすい解説にも欠点,落とし穴はあるわけですね。
では。