こんにちは。
毎年書いていることですが,現小6生が注意しなければならないことがあります。
中学から本格的にはじまる英語の学習についてです。
札幌市で採用している『New Horizon』という教科書だと,Unit1から,be動詞の文,一般動詞の文,canを使用した文と,それぞれの疑問部や否定文が登場しています。
「小学校である程度は英語を勉強しましたね」という前提で中学校の英語の学習がはじまるものの,小学校の英語の授業では文法が身につかず,中1の最初の部分から多くの中学生がつまずいてしまいます。
また,小学校の英語が前提となっているので,英単語もある程度は読み書きできる前提となっており,小学校で英単語を十分に覚えていない方は,いきなり大量の単語を学習する必要にせまられます。
現代の日本の英語学習の欠陥だと思っているのですが,公立の学校の英語では,文法が軽視されていて,ほとんど教えてもらえません。
小6の今のうちから,英語だけでも学習塾に通って準備をしておくことをお勧めいたします。英会話などではなく,あくまで英文法が身につく教室になさるといいでしょう。
こちらの教室でも,来週から「中学準備講座」がはじまります。
中1の最初で困らない程度には,英文法を身につけられる内容となっております。お陰様で,去年,1月から英語学習をはじめた生徒さんたちは,学校の成績もよく,順調に英語の力を伸ばしてくださっています。
個々の状況によりますが,英語を小学校で身につけられていない方も,準備をすれば心配ないですし,逆に準備がなければ相当に賢い方でも,中学の英語は苦労なさるでしょう。
では。